リラックスするのは情報を得るのとおなじくらいよいことなのだから。
新聞は雑誌とおなじ扱いをする。 まずは読み、必要な記事はクリップし、ほかは捨てる。

新聞は積みあがると雑誌よりも厄介だ。 よって、長居させることはない。
ときには、一週間なり一カ月なり、あるいはもっと長く、世の流れから身を引きたいと思う期間があるかと思う。 そんなときはニュース・モラトリアムとして、ひとまずニュースを仕入れるのをやめ、ストレスを削減するといい。
ニュースを見逃したら困るなどという心配は無用。 世の中というのは誰彼にかまわず回りつづける。
一方、あなたはヒットチャートの上位にどんな曲が入っているか、どの国が戦争に勝ったか、政界の次のドンは誰か、アカデミー賞授賞式で墾楚を買ったのはどのスターのファッションかなど、どんな情報でもすぐ追いつけるし、逆に知らなくてもちゃんと生きていけるようになっている。 テレビを見るのは雑誌や新聞を読むのに比べ努力がいらない。
そこが落とし穴である。 テレビ中毒になるのを恐れて自宅にテレビをおかないと決めこむ人がよくいる。
しかし、完全に排除してしまうよりはうまく採り入れたほうが賢い。 ニュースだけにする、あるいはたまの一日カウチポテトになってソファに寝そべり、番組を選んで楽しめば、リフレッシュできる。
問題なのは見すぎることだ。 生活整理コンサルティングの仕事をはじめたばかりのころで、ホームドクターの定期健診を受けたときのこと。
ドクターはわたしが生活整理ビジネスを始めたと知り、ガラクタ整理の本質を突いたみごとな処方筆を授けてくれた。 いわく、「朝は早く起き、夜は遅く寝て、テレビは見ない」。
いつもながらの満足のいく診療だった。 もっとも、その回かぎりは「時間を浪費しなければモノはたまりようがない」とさとす言葉がそれだったわけだ。
あなたを取り巻く環境を人生の変化や動きと一にするひとつの方法が、季節ごとに書類や衣類を整理する時間をつくることである。 いっしょうと決め、自分のスケジュール表に記入しておく。

十二月の初めから一月の終わりまでのあいだが書類ファイルを見直すのにいい時期だ。 この時期に、新たな年に向けてあなたの方針を固め、それを胸にファイリング・システムを改めれば、具体的な行動計画を立てる貴重な資本になる。


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